内ヶ谷ダム 検証へ動き出した
2010-10-08
昨日の新聞報道です。★ 読売新聞岐阜版2010年10月7日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20101006-OYT8T01246.htm
建設再検証へ知事 「内ヶ谷ダム優先」
国と水資源機構が建設を進めるダムの再検証のため、国土交通相の私的諮問機関がまとめた新基準を受け、古田肇知事は6日の県議会一般質問で、「再検証対象となっている県内三つの補助ダムのうち、内ヶ谷ダムを優先して検討していきたい」と答弁した。
再検証対象とされた県内のダムは、直轄ダム事業が新丸山ダム(八百津町)と木曽川水系連絡導水路(揖斐川町~坂祝町)。補助ダム事業は、内ヶ谷ダム(郡上市)、大島ダム(高山市)、水無瀬生活貯水池(川辺町)。
県が優先してダム事業推進を検討していく内ヶ谷ダムは総事業費約340億円で工事進捗(しんちょく)率は68%。国の今年度予算で1億円が計上されている。
古田知事は「関係自治体との検討の場を設け、来年春頃までに県としての対処方針を決めて、国へ示したい」と述べた。大島ダム、水無瀬生活貯水池は、県の財政状況を見ながら適切な時期に検討していくという。
また、木曽川水系連絡導水路について、古田知事は「可茂、東濃地域の渇水対策に欠かせない事業。国に対し、2012年度予算に間に合うよう検証事業を進めるよう求めていきたい」と話した。
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再検証するのはダム事業者と流域自治体の長などです。つまりみんなダム推進側。
再検証した結果ダム必要となれば、ダム建設となります。
一年間待って再議論したわけですから、その結果はより重く、以後見直しは無いでしょう。
内ヶ谷の自然をそのままの形で残したいという思いをより多くの人に伝えて行く事しかできませんが
「長良川にこれ以上ダムはいらない」という声を近いうちに示したいと考えています。