サツキマス産卵の撮影に成功
2010-10-25
サツキマス産卵観察会を行ないました。今年は久しぶりにたくさんの方々が参加されました。ありがとうございます。16時前、雨が強くなってきたのでもうやめる事にして、私が川に降りかけた時歓声が聞こえました。
「産卵したー」
という声。
急いで戻ると、メスが埋め戻しているところでした。
産卵床を掘っているときは一ヶ所集中でほり、時々尻びれで深さを確認します。大きな雄は他のアマゴの雄を追い払ったり雌に産卵を促すためブルブルと体を震わせたりします。
産卵の瞬間は体を産卵床に沈め大きな口を開けて(たぶん力を入れている)雌の生んだ卵に雄が精子をかけます。他のアマゴの雄もこの中に入って放精し自分の子孫を残します。
産卵が終わると、雌は上流側の砂利を尾びれで叩いて卵に砂利をかけます。この時まんべんなく卵に土砂がかぶるように産卵床の上流側を三日月型に掘ります。
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